VUCA時代

先日、VUCA時代のマネジメントに関するセミナーに行き、よく寝た。

VUCA?よく分からないと、眠くなるよねぇ。

分からないから少し調べてみた。

とりあえず、よく分からないということは分かりました。


もくじ

1. VUCAとは?

2. VUCAだと何が困るの?

3. VUCA時代を生き抜く力


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1. VUCAとは?

Volatility ー 変動

Uncertainty ー 不確実

Complexity ー 複雑

Ambiguity ー 曖昧


先が見通しにくい今の時代を表す言葉。

読み方はブーカ。

用法例「世界はVUCAワールドとなった」。



2. VUCAだと何が困る?

・終身雇用制の崩壊

・技術やビジネスモデルがすぐに古くなる

・成功への道筋が複雑で曖昧

・継続的な成功を収めにくい

などなど



3. VUCA時代を生き抜く力

ネットでVUCAを引くと、様々な生き抜く知恵が出てます。個人的に気に入ったものをいくつか。


・能動的な楽観主義

・予測不能の事態や障害は起こり得るものと考えている

・見えない時代にこそ、未来の青写真を描く

・目標へのシナリオを常に考え、必要に応じて随時見直す

・状況が変わったときにすぐに行動を起こせるように、常に準備している

・自らを教育し続ける

・アンテナを張って様々なニュースに触れ、自分なりに解釈し、知恵を持った人と議論を重ねる

・様々な職業や地域の人と対話をする

・未来の自分が最良の判断をできるように、今できることを最大限やる



楽観的であること、アンテナを張り続けること、不確実でも自分なりの仮説を立てとにかく動くこと、が肝要かなと思いました。


レジリエンス」という言葉が出てきました。今度調べよう。


CSVはCSRの一歩先にあるのか??

CSV = Creating Shared Value

共有価値の創造


ざっくりと、CSVCSR (Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任) の一歩先にある概念だと思っていたのですが、、、

調べてみると、必ずしもそうとも限らないと分かったので、自分の中の誤解を解いておかなきゃと思って書きます。



もくじ

1. CSVって?

2. CSVCSRの一歩先の概念?

3. 本業、即ちCSV


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1. CSVって?

ハーバードのポーター教授らが2011年に提唱した概念。

本業で社会的課題を解決することにより、社会価値を創造すると同時に、事業機会を生み出し、自社の成長にもつながるという考え方。



2. CSVCSRの一歩先の概念?

社会課題への取り組みはCSR (企業の社会的責任) の一つです。

国内のCSVの成功事例として、伊藤園の茶産地育成事業 (地域振興 + 国内茶葉サプライヤー育成) やキリンの「氷結 和梨」(被災地の農業復興支援) が有名なので、

CSVCSRの発展形になるのではないかとつい思ってしまいます。それはそれで1つの考え方で、否定する必要は無い気がします。

会社ですから、経済価値を様々な活動の中に見出していく事は、とても自然で健全な姿勢です。


一方、CSRの中には法令遵守、人権擁護、環境保護もあります。こういった「守り」のような部分もCSRの核です。

企業には、経営基盤を確かなものにしておく責任がある。

CSRは、それはそれで、何物にもとって代わられるべきでない、企業に必須の概念のはずです。


CSRは守りの概念、CSVは攻めの概念との見方もあります。それも1つの考え方なのでしょうね。

が、調べていると、CSVCSRと似て非なる考え方と述べている記事も多いことがわかりました。個人的には、こちらの考え方の方がしっくりきます。

CSVは本業の中での社会課題解決、つまり「本業」だよねと。

私は、製薬会社に勤めているからか、社会課題の解決 = 本業、CSRの仕事についていなくても、本業に勤しむことでCSV (私たちにとっては、健康な社会の実現) に繋がっていくとの考えはわかりやすいです。



3. 本業、即ちCSV

では、自分は今目の前にある本業を迷いなくがんばり続けていく = 社会の役に少しはたてるに違いないと思っているかというと、そう単純でもないですね。

社会に目を向けよう→ IoT、ビッグデータ、AI、RPA、ロボット…

環境が変わっているので、頑張り方も変えていかないとです。


また、社会に変化が起こると新たな社会課題も生まれる、はず。


私は、CSRの一歩先のCSVという考え方も気になっています。

そういう考え方を持つ方々は、新たな社会課題を特定して解決するアプローチに強いのではないかと思って。


いずれ調べてみよう。



以上、CSV (共有価値の創造) について調べた話でした。