PMI 日本フォーラム2019

PMI 日本フォーラム2019の1日目出席。

 

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M-1 プロジェクトマネジメントの価値」

出遅れて中継部屋でゆったり視聴(笑)

自分の理解力不足ゆえ、英語の講演(の同時通訳)は、どうにも響かない(笑)

 

 

予習した「PMTQ」をここでの学びとし、好奇心を持ち続けよう。

技術の進歩が著しいこれからを能動的に泳いでいこう。それがプロマネ

 

 

PMI 50周年おめでとうございます。

国連のSDGs達成への貢献にも期待。

 

 

講演の最後の言葉「自分のプロジェクトマネジメントを過小評価しない」。

 

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「M-2 近代マネジメントの歴史におけるプロジェクトマネジメントの過去から現在、そして未来」

広島修道大学 佐藤達男 先生

 

 

「マネジメント」の歴史を体系的に聴くこと、思えばあまりない。

 

 

これまでのプロジェクトマネジメント。

経営戦略の下位概念である戦術。

 

 

IT進化に伴う変化とスピードの時代。

大きな組織から小さなチーム。

サーバントリーダーシップ

アジャイルとデザイン思考。

 

 

ユーザーは一般大衆から全てへ。

そして、ユーザーニーズに応えるのではなく、必要な問いを立てる。

問題解決→問題提起。

 

 

CSVSDGs

 

 

これからのプロジェクトマネジメント。

曖昧な経営ニーズに応える創発性のプロジェクト。

プログラムマネジメントの全体性と個別プロジェクトの創発性を連動させる価値共創。

 

 

プログラムマネジメントはハブ。経営からのトップダウンとプロジェクトからのボトムアップをつなぐ。

 

 

プロジェクトマネジャーに求められるのは専門性と現場感。

 

 

自分が身を置いていた環境について「なるほど」と腹落ちした1時間。

これまで通ってきた仕事に覚えていた違和感の正体がうっすら見え、

やりたかった仕事が何だったか、ざっくりと分かった、気がした。

 

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「C-1 地域の先進活動にマネジメント支援として我々が貢献できること 〜豊田市の支援活動を通じて〜」

 

 

中部ブランチの研究会に東京メンバーもいるとは知らなかった。

 

 

PMIの研究会は方法論やツールの研究をしているイメージを持っていたが、

こちらではボランティア活動の実践もされているとのこと。

2015年間設立以降の、思いを実践につなげるまでの大変さや充実感など、生の話を聴くことができた。

 

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「M-4 日本を支えるために必要な母語教育 ー言語技術」

三森 ゆりか 先生

 

 

多くの国の母語教育では、文学の他に言語技術を教える。

日本の国語では、漢字は教えるが、読み方や書き方を教えない。

母国語で言語技術を使えれば、外国語をもっと楽に出来るようになる。

仕事もきっと、楽に出来るようになる。

 

 

私が仕事に使える英語を学んだのは年齢が上がってからです。

ビジネス英語で最も役に立ったのは、興味のないケースを聴かされたうえに批判的な主張をさせられるマンツーマンのレッスンだった気がします。

批判しなきゃというプレッシャーに、プレゼンの組み立て方といくつかの便利な言い回しをのせると、

英語そのものはそこまで理解できなくても、仕事はある程度出来るレベルにはなりました。

言葉だけではなく、フレームワークが必要で、フレームワークそのものは日本語のビジネスでも使うことが出来る。

それが私にとってのサバイバル英語でした。

自転車に乗るスキルのようなもので、昨今のGoogle翻訳と組み合わせれば、メール程度なら結構いいモノ書けます。

 

 

サバイバルで身につけたものが、おそらくここで「言語技術」と呼ばれるものだったのだろうと思った一時間。

日本ではビジネススキルにあたるクリティカルシンキングとか、言語技術教育では小学生から学ぶものらしい。

日本人の道のりは長い。

 

 

言語技術を習得すると仕事に役立つとのお話だけど、うーん、どうだろう?

日本人の美徳が根強く染み渡っている職場では言語技術だけでは渡っていけないのが、まだまだ今の日本だと思う。

 

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「D-3 品質保証の現場から見た、PMBOKガイド」

「A-4 プログラムマネジメントとベネフィット実現マネジメントをやってみよう」

 

 

あと2コマはスキル向上系(⁉︎)。どちらも満員でした。

この1日で思ったことは、プログラムマネジメント的なことをやりたかったなぁということ。

過去形になっちゃってるけれど。

 

 

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今年は1日目だけ出席にしました。

 

昨年のような暑さはなく。

50周年記念のTシャツとトートバッグをもらい、得した気分でした。

 

以上、当日のうちにほとんど書いておきながら、仕上げが遅くなった備忘録でした。